ファッション業界の業界動向リサーチ2018

ファッション業界の業界動向リサーチ2018

長引くデフレ、消費者の低価格志向でファッション業界の販売は復活しない。

「コト消費」など娯楽が多様化したことによって、ファッションに対する支出の優先順位も下がっている。デパートからお客が離れる一方で右肩上がりで推移するのがネット通販。

スタートトゥデイが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の取扱額は2016年に2120億円とファッション大手の売上高と肩を並べるまでに成長を遂げた。

各社は、「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」に出品すると同時に自社サイトでも販売を展開。

ネット通販の強化を急いでいる。

AI(人口知能)への投資の業界動向 – ファッション業界

大手ファッション企業が注目しているのが、AI(人工知能)への投資。商品の販売動向に基づく商品の開発、物流などの段階でAI(人工知能)最大限に活用している。

ファッション業界は、販売の急激な伸びを予測するのが難しいこともあり、ITを活用した効率的な運営や経営がますます重要になっている。

今後の焦点 – ファッション業界

ネット通販が右肩上がりの伸びを記録。

毎年、経済産業省が発表する衣類・服飾雑貨などのネット通販の市場規模は前年比11%増の1兆5297億円まで拡大した。

デパートの売上高は、同じ期間に6%減となっており、ネットがデパートを追い越す勢い。

ネット通販で買い物するのは、20代から30代の若い世代が中心。ファッションを販売する各社は、若者を意識したネット通販向けの商品やブランドを相次ぎ開発し、競争激化に備えている。

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